「ほっ」と。キャンペーン

NGABEN cremation in Tegas

ウブドからスミニャックへ移動する際に偶然ガベンのセレモニーに遭遇しました。
なかなか見るチャンスもないので、これ幸いと予定を変更して少々見学させていただくことに。
運転手さんもこの近くに住んでいることもあってラッキーでした。

ガルンガンから一ヶ月を経過したタイミングはガベンが多いとのこと。
逆にその間はガベンは一切執り行われないそうで、ちょうど故人を送るに"よき日"だったのでしょう。
私が見学したのはTegasでしたが、プリアタンでも他にふたつのガベンがあったそうです。

a0036499_14544984.jpg
僧侶が冠を頭にのせている瞬間。







a0036499_14573327.jpg
祈祷をあげる僧侶が準備中。
ガムランのやわらかな音色、演奏が絶え間なく続く中、ご遺体を運ぶバデの前で次々と装飾品を身につけてました。
きっとそれぞれ順番や意味があるのでしょうね。

a0036499_1515721.jpg
メルも豪華絢爛です。亡くなった方はカーストは高い方ではなかったそうですが、
Tegasで大きな工芸品のギャラリーを持っているそうで裕福らしいですね。

a0036499_155075.jpg
ヒンズーでは牛は聖なる乗り物。棺の役割を果たし、牛に乗って天界へと旅立つというわけです。
ちなみに僧侶のガベンの場合は白い牛となるそうです。

a0036499_1565126.jpg
家族・親族が故人に祈りをささげています。

a0036499_1594157.jpg
祈祷が終わるとまずは牛が先頭に立ち移動開始。
僧侶は祈祷していた場所で身につけたいた装飾品をひとつひとつはずしていき、
通常の白装束姿に着替えてさっさと車で移動していきました。

a0036499_1512416.jpg
ご遺体を運ぶメルも移動します。
それまで近くで配られていたお菓子を食べたり、談笑していたバンジャールの男衆の出番?
背中に故人の名前、ガベンの日付がプリントしてあるおそろいのシャツを着ています。
お金がかかっていますよね~!


a0036499_1517458.jpg
棺がメルに入りました。この前には生きた鶏を柱のひとつにくくりつけていました。
焼き場でその鶏は放たれるとのことで生け贄なのでしょうか?

a0036499_15224319.jpg
バデの向きを180℃回転。電線にひっかからないよう電線を持ち上げる係りもいます。

王族クラスのガベンですとメルが高すぎてあらかじめ電線をはずしてしまうとか・・・。
その間の電気はどうなるのでしょうか?いやはやスケールが違います。

a0036499_15193672.jpg
大きな歓声と共にいよいよ行進が始まりました。もうお祭りそのもの!といった風情。

ただしここは一般道路。もちろん車は通行止めになり、この後大渋滞。
なかなか車が動けない事態にはまってしまいました(^^;)

a0036499_15253532.jpg
後ろに遺影が飾られていました。
焼き場(墓なのか寺なのかは聞き忘れました)につくとご遺体は牛に乗り換えすべてを燃やしてしまうそうです。

その後別の日に海に遺骨(一部?)を流して、人生最大の行事とも思える豪華絢爛なセレモニーガベンは終了です。

涙はいっさいなし(に見えました)、遺族もバンジャールの人も終始楽しそうに、
そして遺族は記念の集合撮影まで行っていたガベン。
文化・宗教観の違いをまざまざと見せつけられました。

行進を見送った後、予定もあるので残念ながら見学はココで終了です。
[PR]

by warna-warni | 2014-02-08 17:08 | bali macam-macam | Comments(2)

Commented by arak_okano at 2014-02-08 21:23
お葬式を涙なくするバリのヒンズー教にバグースです。
アラックもそういきたいですが、大泣きするだろうな。
Commented by warna-warni at 2014-02-09 09:02
アラックさん
故人を悼む気持ちは同じでしょうけど、あらわし方が違うのでしょうね。
日本人にはなかなかきびしいですよね。