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Kozy Barでディナー

2件目のRiad Assakina(については別途)から歩いて5分圏内にあるkozy barでのディナー。
CREAでモロッコ最大手ワイナリーのオーナー一族が経営と紹介されていたこと。そして重厚感あるシックで素敵そうなインテリアからモロッコ料理でもないけど行ってみたいなと事前にチェック。
そして、Riadのオーナーもお奨めレストランのひとつと話されていたことが決め手となりました!

ナゼアルコールがご法度とされるイスラム教が国教であるモロッコで質のいいとされるワインが生産されているのか?
私はてっきり一時期フランス統治の影響?と思っていたのですが、その元は違うようだということが最近読んだ本で知りました。
モロッコはユダヤ人が多く住んでいる影響でユダヤ人が生産をはじめて、フランスの影響で花開いた?ということらしい。ユダヤならアルコールは禁止じゃないですからね~!

Assakinaのオーナーグラント氏(とってもやさしい旦那様。ウェールズ出身の親日派。)がこのあたりはユダヤ人が多く住む地区と説明していたし。
と地図と見ると地域名はMELLAHとなっており、ユダヤ人居住地の意味があるらしい。
どおりでこのあたり規模は小さいながら意外にスークが充実していそうな地域。もっとよく見ればよかったかな?とちょっぴり後悔。

今回滞在したRiadはフナ広場より西・南・北と地域が異なっていて、同じメディナ内にありながら場所によってそれぞれ異なる雰囲気が味わえて、とっても楽しめた一因だと思う。きっと滞在しなければ歩かなかった場所に違いないから。

とまたまた前置き長くなりましたが・・・

KozyBarへは20時半に予約してもらい(サマータイムになったので元は21時半)お店へ。

テラス席はアペリティフor食事を楽しんでいるのか白人系の客で大賑わい!
それもそのはず、夕闇せまる時間帯。赤茶けたピンク色の街が空も同様にピンクに染まるとくれば!
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こんな景色を見つつ、日没の時間の祈りの時間を知らせるアザーンが流れ始めたら、イスラム信仰ではない私だってなんだか神聖な気持ちになるってもの。
(それでも、アッラー、ふにゃらか・・・・・ふにゃふにゃ・・・・アンパーン←最後はどうしてもアンパーンって聞こえたことを思い出す。これは以前ハルモニに滞在した時TVを観ながら言っていたこと。
このblogを見ているイスラム信者の方がいないことを願いつつ・・・。申し訳ないです・・・。)

この時はそれほどでなかったけど、まわりにたくさんモスクがある場所だとアザーンが時差で始まる。
こじつけのようになってしまうけどガムランのように微妙にズレたいいまわし、それぞれの声が重なりあい荘厳な雰囲気に包まれる。

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広場に面してレストランがあるので鉄柵越しにも椰子の木が見えるところもモロッコらしい。
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この端の席を陣取り、料理が載らないと判断し隣のテーブルも勝手にくっつけました

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*全体的に画像がブレてます。ご容赦くださいませ・・・。*

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白身魚のカルパッチョ(モロッコ産塩漬けレモン使用)・ヤギのチーズのブリワット・タイのグリーンカレー風ソースのラムラック。

ラムは白ワイン(しかもソービィニオンブラン)が負けてしまうことは承知の上オーダー。まだラムをいただいていなかったし。

ウェイターさん 私達が日本人とわかると沖縄出身のシェフをわざわざ呼んできてくれました。
モロッコでまさか日本人の沖縄出身の方と話すことになろうとは・・・。
しかも異国の地で料理人は日本人なのに和食以外の料理に舌鼓を打つなんて!
フランスでフレンチの修行をして、縁あってモロッコに住み着いてしまったシェフは、
イスラム教に改宗してからアルコールは止めたと話していたことが印象に残りました。

ということでフランス語がさっぱりな私達に救世主(笑)あらわる。お奨めオーダーをうかがいつつ選んだメニューを美味しくいただきつつこの夜はもちろん!ワインを空けてのディナーとなりました。

しかもお値段も財布にやさしいところが◎。
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いただいたモロッコ産ワイン

by warna-warni | 2009-07-24 22:16 | 旅 perjalanan | Comments(0)